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戸建てとマンションの維持費を徹底比較!維持費の内訳から費用相場まで解説

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「戸建てとマンションの維持費の違いは?」
「戸建てとマンションの維持費はどちらが高い?」

戸建てかマンションの購入で悩んでいる方の中には、維持費を判断基準の1つの指標にしている方もいることでしょう。

維持費は、家を購入して暮らしていくうえで欠かすことができない費用です。想定以上に維持費がかかってしまい、後の生活を圧迫してしまうことも少なくありません。

そのため、維持費が安い方に住みたいと考えている方もいるはず。

そこで今回は、戸建てとマンションの維持費について解説します。それぞれにかかる維持費の内訳とコストを比較するため、どちらの方が高いのか判断できるでしょう。

目次

戸建てとマンションの維持費を比較

戸建てとマンションの維持費は、どちらが高いのか気になる方もいることでしょう。

1年間の維持費を比べた表が下記になります。

 戸建てマンション
税金15万円15万円
保険料3万円1万円
管理費0円18万円
修繕積立金0円12万円
駐車場代0円12万円
合計18円58万円

上記のように、戸建てとマンションの維持費を比較すると、一般的にはマンションの方が高くなる傾向にあります。

マンションの維持費が高くなる要因は、管理費と修繕積立金です。

戸建ては必要に応じて修繕費がかかる一方で、マンションは毎月修繕費や管理費を積み立てる必要があるため、大きな負担となります。

そのため、マンションの方が維持費の負担が大きくなります。

戸建てとマンションに共通する維持費

ここからは、戸建てとマンションに共通する下記の維持費について詳しく解説します。

  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 保険料

戸建てとマンションによる細かな違いはあるため、確認してください。

固定資産税

固定資産税は、毎年1月1日の時点で建物や土地など固定資産を所有している人が支払う税金です。

固定資産税の税額は「固定資産税評価額×1.4%」で算出することが可能です。

固定資産税評価額とは、固定資産税を決めるために各自治体が3年に1回見直して決める評価額のことです。

土地は軽減措置があり、マンションや戸建てにかかわらず、住宅が建っている200平方メートル以下の土地であれば、課税標準額が1/6に軽減されます。

マンションの土地は、共同所有者で割ったものが所有区分となるため、戸建てよりも土地の負担が軽くなるでしょう。

一方建物に関しては、鉄筋コンクリートで造られたマンションの耐用年数が47年であるのに対し、木造戸建ての耐用年数は22年となるため、マンションの方が固定資産税評価額が高くなる可能性があります。

都市計画税

都市計画税は、都市計画事業や土地区画事業の費用に充てることを目的とした税金です。

課税対象となるのは、都市計画法による市街化区域内に所有する建物と土地となります。

市街化区域とは、すでに市街地である区域、または10年以内で優先的に市街化を計画している区域のことです。

一般的な市街地であれば、市街化区域の可能性が高いでしょう。

都市計画税の税額は「固定資産税評価額×上限税率0.3%」で算出することが可能です。

ただし、農村部の土地や郊外にある土地は、市街化調整区域であったり都市計画区域外の可能性があり、市街化区域外となるため都市計画税はかかりません。

市街化区域の内外については、各自治体のホームページや役所への問い合わせで確認しておきましょう。

保険料

住宅ローンを利用する場合は、火災保険への加入が必須条件となります。

保険料は、マンションの方が法定耐用年数が高くて火災による被害を受けにくいと判断されるため、戸建ての方が高くなりがちです。

また、マンションの外壁や廊下など共有部分は、マンション全体で保険に加入していることもあるため、保険料の負担が軽減されるでしょう。

火災保険料の支払いは、1年~10年分をまとめて行うのが一般的となっており、長期間を一括で払えば保険料を安くできます。

戸建てのみに発生する維持費

 戸建ての場合、共有部分のあるマンションと違い、修繕の必要が生じれば全額自己負担で直すことになります。

30年経過した戸建てで多く発生する修繕費は下記のとおりです。

  • 外壁:130万
  • 屋根・防水:140万
  • シロアリ対策:20万
  • 床下:50万
  • 給湯器:40万
  • トイレ・浴室:100万

それぞれ、修繕が必要となるタイミングや費用が異なるため、注意してください。

ただし、給湯器とトイレ・浴室に関しては、マンションの場合でも専有部分となるため、同様の費用が発生します。

どんな建物でも経年による劣化は避けられないため、 戸建ての場合も計画的に修繕費用を積み立てておくことが大切です。

マンションのみに発生する維持費

ここからは、マンションのみに発生する維持費として下記を解説します。

  • 管理費
  • 修繕積立金
  • 駐車場・駐輪場の利用料

上記は、毎月支払う必要のあるランニングコストとなっています。

管理費

管理費は、マンションの共用部を維持管理するための費用です。

管理費用に使われる内容は主に、管理人の人件費やエレベーターの保守点検・ごみ置き場や廊下などの清掃業務などになります。

管理費の相場は、月額15,000円です。

費用は物件により異なりますが、共有施設の充実しているマンションはその分管理費も高くなる傾向があります。

また、住んでから年を追うごとに管理費は高くなる傾向もあるため、注意しましょう。

修繕積立金

修繕積立金とは、マンションを大規模に修繕するための費用となっており、管理費同様に毎月支払う義務があります。

具体的には、外壁・屋上などの塗り替えや配管設備の管理、防災用設備の修繕などを目的とした費用です。

修繕積立金の相場は、月額10,000円~15,000円程度となります。

修繕積立金は新築時は安く設定され、築年を経過するごとに値上げされる傾向があります。

そのため、中古マンションの方が修繕積立金が高いことが多いです。

駐車場・駐輪場の利用料

駐車場・駐輪場の利用料は、マンションの駐車場・駐輪場を契約した場合にのみかかる費用です。

車や二輪車を保有しておらず、駐車場・駐輪場が必要なければ支払う義務はありません。

駐車場・駐輪場代の相場は、月額10,000円程度です。

しかし、機械式駐車場や立体駐車場はメンテナンス費用がかかるため、利用料もその分高くなります。

【年代別】戸建てとマンションの維持費

ここまでの解説で、戸建てとマンションの維持費について理解できたことでしょう。

しかし、年数の経過とともに維持費がどのように変化するのか、気になる方もいるはず。

そこで、ここでは下記の年代別に戸建てとマンションの維持費をシュミレーションしていきます。

  • 10年目
  • 30年目

戸建てとマンションの維持費を、より明確に比較できることでしょう。

10年目

 戸建てマンション
税金80万円120万円
保険料30万円10万円
修繕費0円0万円(専有部分)
管理費・修繕積立金0円300万円
駐車場代0円120万円
合計110円550万円

上記のように、10年経過時点で戸建てとマンションの維持費は440万円もの開きがあります。

10年目では、まだ戸建てに修繕を要するような重大な劣化が発生する可能性は低いため、戸建ての方が安い維持費で収まるでしょう。

しかし、戸建ての場合も将来的な修繕を見越して、予め積み立てている方もいることでしょう。

そのため、実際の差はもう少し縮まります。

30年目

 戸建てマンション
税金240万円360万円
保険料90万円30万円
修繕費600万円200万円(専有部分)
管理費・修繕積立金0円900万円
駐車場代0円360万円
合計930万円1,850万円

上記のように、30年経過時点で戸建てとマンションの維持費は920万円もの開きがあります。

戸建ての場合、30年目にもなると大規模な修繕が発生するでしょう。

ただし、マンションは毎月管理費と修繕積立金を支払っているため、通年の格差は縮まりません。

上記のように長い目で見ると、マンションの管理費・修繕積立金の負担が大きいことが分かります。

【結論】維持費で見るなら戸建ての方がお得

ここまでの解説から、維持費で見るならマンションと比べて戸建ての方がお得であることが分かりました。

マンションの場合、エレベーターや階段・エントランスなど戸建てにはない共有部分のメンテナンスが必要となるため、修繕積立金も高くなります。

また、戸建ての場合は修繕費が個人の裁量で決められるため、維持費の削減方法も増えるでしょう。

例えば、簡単な傷や劣化であれば、自分で修繕することで維持費が抑えられます。家を建てた業者によっては、無料で点検・メンテナンスのサービスを行なっているところもあるでしょう。

そのため、戸建ての方が修繕にかかる費用を抑えやすいと言えます。

一方、マンションには自分で手を加えなくても、綺麗で安全な状態を保ってくれるメリットがあります。上記のように、メリット・デメリットを踏まえて、自分に適している方を選んでください。

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まとめ

今回は、戸建てとマンションの維持費について解説しました。

戸建てとマンションの維持費は、主に次のようなものがあります。

  • 税金
  • 保険料
  • 管理費
  • 修繕積立金
  • 駐車場代
  • 修繕費

管理費や修繕積立金は、戸建てにはないマンション固有のものであり、毎月一定の支払いが発生します。

今回解説した内容では、年月が経つにつれてマンションの管理費・修繕積立金の負担が大きいことが分かりました。

そのため、維持費で見るなら戸建ての方がお得でしょう。

しかし、マンションには自分で手を加えなくても、綺麗で安全な状態を保てるメリットがあります。

それぞれにメリットがあるため、自分の資金や予算に合わせた住まいを選びましょう。

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