「注文住宅の設備選びに悩んでいる」
「さまざまな設備を目にすると、どれを選んでいいかわからなくなる」
注文住宅の設備選びでは、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？
モデルハウスやショールームで魅力的な設備を目にすると「あれも欲しい、これも欲しい」と検討リストが次々に増えていってしまいます。
しかし、設備選びを誤ると「実際にはほとんど使わない高額な設備を入れてしまった」「必要な設備の予算が足りなくなってしまった」といった後悔につながってしまう可能性があります。
そこで本記事では、外観・玄関、キッチン、お風呂・トイレといった場所別に、おすすめの設備をピックアップして紹介します。
また、後悔しない設備選びのポイントもあわせて紹介していきますので、注文住宅の設備選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
なお、以下では枚方市でおすすめの会社を紹介しているので、あわせてご覧ください。
注文住宅のおすすめ設備【外観・玄関】
外観や玄関まわりの設備は、住まいの第一印象を決めるだけでなく、防犯性や使い勝手にも大きく影響します。
近年はスマート化や宅配対応など、ライフスタイルの変化に応じた機能が充実しています。設備選びは、見た目の良さだけでなく、実用性とメンテナンス性も考慮して検討しましょう。
玄関ドアの電子錠システム
スマートキーやタッチキー、指紋認証など、最新の電子錠システムは鍵の持ち運びや施錠の手間を大幅に軽減します。
両手に荷物を持っている時でも楽に開閉できる利便性に加え、暗証番号やICカードでの認証により、鍵の複製による防犯面のリスクも軽減できます。
オートロック機能付きのものなら、鍵の閉め忘れの心配もありません。
宅配ボックス
オンラインショッピングの普及に伴い、注文住宅での設置ニーズが高まっている宅配ボックス。
不在時の荷物受け取りはもちろん、非対面での受け取りにも対応できるため、在宅時でも便利に活用できます。
大きさや設置場所は、家族の使用頻度や受け取る荷物のサイズを考慮して決めましょう。
人感センサー付き照明
夜間の帰宅時や来客時に自動で点灯する人感センサー付き照明は、利便性と防犯性を兼ね備えた設備です。
暗い玄関先は空き巣に狙われやすいため、センサーライトによる明るい環境づくりは防犯対策として効果的です。
LED採用により省エネ性も高く、メンテナンス頻度も少ないアイテムです。
シューズインクローゼット
家族全員の靴やアウトドア用品、ベビーカーなどをすっきりと収納できるシューズインクローゼット。
玄関周りを広く使え、靴の出し入れもスムーズです。
棚の高さや仕切りを工夫することで、ブーツや傘なども効率よく収納できます。換気設備を設けることで、湿気対策もしっかりと行えます。
土間収納
玄関に土間収納を設けることで、アウトドア用品や季節家電、掃除用具など、様々なアイテムを効率的に収納できます。土間部分は汚れを気にせず使えるため、濡れた傘や泥のついた靴なども安心して置けます。
特に子育て世帯では、ベビーカーや子供の遊び道具など、かさばる物の収納場所として重宝します。玄関の広さに余裕がある場合は、ぜひ検討したい設備です。
注文住宅のおすすめ設備【キッチン】
キッチンは毎日使う空間だからこそ、機能性と使い勝手を重視した設備選びが重要です。
家事の効率化や省エネ、収納力の向上など、様々な視点から必要な設備を検討しましょう。
IHクッキングヒーター
火を使わないIHクッキングヒーターは、安全性が高く、お手入れも簡単な調理機器です。
熱効率が良く、温度調整も正確なため、調理時間の短縮にもつながります。
また、フラットなトッププレートは拭き掃除が容易で、レンジフードの油汚れも軽減できます。
火を使わないため、小さな子供がいる家庭でも安心して使用できます。
食器洗い乾燥機
家事の負担を大きく軽減する食器洗い乾燥機は、手洗いよりも少ない水量で効率的に洗浄できます。
除菌効果も高く、衛生面でも安心です。
ビルトインタイプなら収納スペースを圧迫せず、見た目もすっきりとします。家族が多い家庭ほど、その効果を実感できる設備といえるでしょう。
多機能キッチン水栓
シャワーヘッド付きやタッチレス式など、使い勝手の良い多機能水栓も便利です。
手が汚れている時でも操作できる便利さに加え、シンクの掃除や大きな鍋の洗浄も簡単にできます。
浄水機能付きのものなら、飲料水の確保にも役立ち、ランニングコストの削減も期待できるでしょう。
パントリー収納
食品やキッチン用品のストック品を効率的に収納できるパントリーは、キッチンをすっきりと保つための強い味方です。
日用品のまとめ買いにも対応でき、防災用品の保管場所としても活用できます。
扉付きなら見た目も綺麗に保て、温度や湿度の管理もしやすくなります。
キッチン全面収納
キッチン全面に収納スペースを設けることで、調理器具や食器、調味料などをすべて収納できる大容量の収納が実現します。引き出し式の収納を多く取り入れることで、奥のものも取り出しやすくなるためおすすめです。
また、ゴミ箱スペースや家電収納など、用途に合わせた収納を計画することで、使い勝手の良いキッチン空間を作れます。収納が充実していると、キッチンカウンターの上がすっきりと片付き、清潔感のある空間を保ちやすくなるでしょう。
注文住宅のおすすめ設備【お風呂・トイレ】
水回りの設備は、毎日の生活の質を大きく左右する重要な要素です。
特に浴室やトイレは、清潔さと快適性が求められる空間であり、家族全員が気持ちよく使える設備選びが必要です。
近年は省エネ性能や清掃性に優れた設備が増えており、ランニングコストの削減にも貢献します。
浴室暖房乾燥機
寒暖差による体への負担を軽減し、入浴時の快適性を高める浴室暖房乾燥機は、現代の住宅では標準的な設備となっています。
暖房機能だけでなく、雨の日の洗濯物干しや浴室の乾燥にも活用でき、カビの発生も抑制できます。
冬場のヒートショック対策としても効果的な設備です。
タンクレストイレ
見た目がスタイリッシュなタンクレストイレは、清掃性の高さも特徴です。
従来型と比べて省スペースで設置でき、トイレ空間を広く感じさせる効果もあります。
水道代の節約にも繋がり、フチなし形状と組み合わせることで、さらに清掃性が向上します。
注文住宅のおすすめ設備【居室・その他】
居室やその他のスペースにおける設備選びも、快適な住環境を作るうえで重要です。特に、日常生活で長時間過ごす場所だからこそ、季節を問わず快適に過ごせる設備を選びましょう。
床暖房
冬場の寒さ対策として効果的な床暖房は、足元から部屋全体を均一に暖める快適な暖房設備です。エアコンと違い空気を循環させないため、ホコリが舞いにくく、アレルギー症状がある方にも優しい暖房方法です。
特にリビングや子ども部屋など、床に直接座ることが多い空間では、その快適さを実感できるでしょう。初期費用はかかりますが、長期的に見ると快適性の向上に大きく貢献します。
電動シャッター
窓の防犯対策や断熱性能を高める電動シャッターは、ボタン一つで操作できる利便性が魅力です。手動のシャッターと比べて開閉が簡単なため、毎日の使用がストレスなく行えます。
また、台風や強風時の窓ガラスの保護、夏場の日差し対策としても効果的です。特に大きな窓や高い位置にある窓に設置すると、その利便性を実感できるでしょう。
コンセントの追加
家電製品の増加に伴い、十分な数のコンセントを確保することは重要です。特にリビングやキッチン、寝室など、電化製品を多く使用する場所では、余裕を持った数のコンセントを設置しましょう。
また、将来的な家電の配置変更や増設を考慮して、各部屋に複数のコンセントを設けておくと便利です。スマートフォンやタブレットの充電用USBポート付きコンセントも、現代の生活には欠かせない設備と言えるでしょう。
引き戸
開閉時のスペースを取らない引き戸は、限られた空間を有効活用したい場合におすすめです。特に廊下やトイレ、洗面所など、開き戸だとスペースを圧迫してしまう場所に適しています。
また、車椅子の方や高齢者にとっても使いやすく、将来のバリアフリー対応としても有効です。デザイン性も高く、和モダンな雰囲気を演出したい場合にも適しています。
注文住宅における後悔しない設備選びのポイント
注文住宅を建てる際、以下のポイントを意識すると設備選びで後悔しにくくなるでしょう。
一つずつ解説します。
長期的な目線で設備を選ぶ
初期費用は高額でも、ランニングコストや維持費を含めた総費用で考えると、長期的には経済的な選択となる設備が数多くあります。
たとえば、高性能な断熱設備や省エネ機器は、光熱費の削減効果が期待できます。
また、耐久性の高い材質や清掃性の良い設備を選ぶことで、メンテナンス費用の抑制にもつながります。
10年、20年という長期的な視点で、設備の価値を判断することが重要です。
本当に必要な設備を見極める
モデルハウスやショールームでは、すべての設備が魅力的に映り、つい予算以上の設備を検討してしまいがちです。
しかし、実際の生活では使用頻度が低い設備も少なくありません。
自分たちの生活スタイルや家族構成、将来的な変化を冷静に分析し、本当に必要な設備を見極めることが大切です。
「あったら便利」ではなく「なくては困る」という視点で選別することで、無駄のない設備選びを実現しやすくなるでしょう。
注文住宅のプロに相談する
設備選びに迷った時は、建築のプロフェッショナルに相談してみるのも一つの手です。
ハウスメーカーや工務店のアドバイザーは、多くの施工実績や顧客の声を知っており、失敗や後悔の少ない設備選びをサポートしてくれるでしょう。
特に、新しい設備の性能や実際の使用感、メンテナンス面での注意点など、カタログだけではわからない実践的なアドバイスを得られると有効です。
予算と相談しながら、最適な設備の組み合わせを提案してもらいましょう。
標準仕様とオプションの違いを理解する
注文住宅では、標準仕様として含まれる設備とオプションとして追加費用がかかる設備があります。契約前に、どの設備が標準仕様に含まれているのか、どの設備がオプションなのかを明確に理解しておくことが重要です。
また、標準仕様の設備でも十分な性能を持つものが多いため、必ずしもすべてをグレードアップする必要はありません。予算内で最大限の満足度を得るためには、標準仕様とオプションの違いを把握し、優先順位をつけて選ぶことが大切です。
後悔しやすいオプションを知る
注文住宅の設備選びでは、以下のようなオプションを選んで後悔するケースが多いと言われています。
- 使用頻度が低いのに高額な設備（ジェットバスなど）
- メンテナンスが難しい設備
- トレンドに流されて選んだデザイン性重視の設備
- 家族のライフスタイルに合わない設備
これらの後悔を避けるためには、実際の生活での使用頻度や将来的なメンテナンス、家族全員の使いやすさを考慮して設備を選ぶことが大切です。また、他の施主の声や専門家のアドバイスを参考にするとよいでしょう。
新築住宅に取り入れたいアイデア
注文住宅ならではの自由度を活かして、以下のようなアイデアを取り入れることで、より快適で個性的な住まいを実現できます。
以下で詳しい内容を解説します。
スキップフロアで空間に変化を
スキップフロアとは、建物の床の高さをずらして各階の中間に設置する空間やスペースのことです。ステップフロアとも呼ばれており、縦の広がりを考慮して間取りを設計し、部屋同士を仕切る壁を極力使わないつくりになっています。
一般的に注文住宅で採用されることが多く、建売住宅にはない個性的な間取りを実現できる点が魅力です。たとえば階段の踊り場に広いスペースを設けたり、リビング内でフロアに段差をつくったり、平屋の屋根裏を活用したりするなど、ライフスタイルに合わせて柔軟に設計できます。
また、勾配天井にして天井を高くすると空間が生まれます。その部分にスキップフロアを設置すると、広い収納スペースが確保できます。
中庭を取り入れた設計
中庭のある注文住宅を建てる際には、家の内部だけでなく中庭の設計も重要です。理想的な中庭は、家の雰囲気を一層引き立て、家族のプライバシーを保ちながらも自然を感じられる空間となります。
一般的に、理想的な中庭の広さは5帖～6帖程度と言われています。テーブルや椅子を置いて家族全員が快適に過ごしながらも、メンテナンスが手軽に行える広さです。
中庭を取り入れることで、プライバシーを確保しながら開放感のある空間を作り出せます。また、室内からの景色を楽しめるだけでなく、採光や通風の面でもメリットがあります。
家事動線を考えた間取り
家事動線のよい間取りにするためには、収納・移動距離・回遊性を意識して間取りを考える必要があります。効率的な家事動線を実現するためには、キッチン、洗面所、リビングなどの配置関係を工夫することが重要です。
例えば、キッチンとパントリーを近接させることで、食材の出し入れがスムーズになります。また、洗濯機から物干し場、アイロンがけスペースまでの動線を短くすることで、洗濯作業の効率が上がります。
さらに、玄関から各部屋へのアクセスのしやすさや、掃除道具の収納場所なども考慮することで、日々の家事の負担を軽減できる間取りが実現します。
階段下のデッドスペースの活用
階段下のスペースは言葉の通り階段下にできた空間のことで、階段の段数が上がるにつれて高さが出ます。階段下は階段の設置場所、形状によって空間の広さや天井の高さが異なり、使い方次第で逆に不便さを感じてしまうことがあります。
階段下のスペースの活用方法としては、以下のようなアイデアがあります。
- 収納スペース
- ワークスペース
- トイレ
- テレビ配置
階段下スペースを有効活用することで、家事の効率が良くなり生活の質が上がります。
枚方市で注文住宅を建てるならミハマホーム
大阪府枚方市を中心に55年以上の歴史を持つミハマホームは、地域密着型の住宅メーカーとして高い信頼を築いています。注文住宅においては、設計から施工まで一貫した体制で、お客様一人ひとりの要望に丁寧に対応しているのが特徴です。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 会社名 | ミハマホーム株式会社 |
| 本社住所 | 大阪府枚方市牧野阪2丁目8番2号 |
| 電話番号 | 072-867-0030 |
| 公式サイト | https://www.mihama-jutaku.co.jp/ |
